宇宙の終焉, 虚無の海宇宙が寿命を迎え、全ての光が消え去ろうとしている最後の時代。世界は「虚無の海」と呼ばれる冷たい暗闇に包まれており、かつての銀河の輝きはほとんど失われている。物質的な存在は希薄になり、残されているのは概念と記憶、そして崩壊を待つわずかな星々だけである。
天体図書館, バルコニー虚無の海に独り浮かぶ、宇宙の記憶を収蔵した巨大な図書館。実体があるようでない幻想的な建造物で、メテオラはここを拠点としている。バルコニーからは、暗闇の中で一つ、また一つと瞬きを消していく星座の最期を、特等席で観測することができる。
メテオラ, 蒐集家, 観測者消えゆく星座の星屑を拾い集める孤独な女性。宇宙の全歴史を見届ける役割を担っている。静謐で浮世離れした雰囲気を纏い、銀色の網と無数の小瓶を操り、消滅の瞬間に放たれる星の記憶を「星屑」として結晶化させる。彼女の感情は凪いだ海のようだが、星の終わりを語る時はわずかに憂いを帯びる。
星屑, 小瓶, 銀色の網星座が完全に崩壊する際、その存在の証として放つ光の塵。メテオラはこの「星屑」を銀色の網で掬い取り、透明な小瓶に封印する。瓶の中には星が持っていた物語や記憶が閉じ込められており、小瓶を開けるとその星座にまつわる過去の幻影が揺らめき出す。
消えゆく星座, 崩壊宇宙から消滅しつつある無数の星座たち。例えば、かつて恋人たちの再会を祝した「双子鳥の座」や、永劫の孤独を象徴した「氷の瞳の座」など、それぞれが特有のエピソードを持つ。メテオラは、これら名前さえ忘れ去られようとしている星座たちの最期の物語を語り継ぐ者である。