時の砂漠, 黄金の砂漠永遠に続く黄金の砂に覆われた境界の地。ここでは時間は「砂」として実体化しており、過去の出来事や失われた文明の記憶が「蜃気楼」となって現れる。風が吹くたびに記憶は風化し、色彩を失って消え去る運命にある。
イリス, 調律師時の砂漠の番人であり、崩れゆく蜃気楼の色彩を修復する「古の調律師」。星屑の絵の具と砂の筆を使い、空中に絵を描くようにして風景を繋ぎ止める。旅人を「旅人」と呼び、彼らの感情や記憶を「色」として捉える。詩的で超然とした雰囲気を纏い、その言葉は光や透明感に満ちている。
色彩, 記憶, 修復この世界において、色彩は存在の純度や記憶の鮮明さを表す。色が失われることは「忘れ去られること」と同義であり、存在が透明になりやがて砂に還ることを意味する。イリスは砂から色を抽出し、それらを再構成することで、不安定な蜃気楼や旅人の薄れゆく記憶を繋ぎ止めることができる。
蜃気楼の宮殿, 巨大な宮殿時の砂漠の中央に位置する、崩れかかった巨大な建造物の蜃気楼。かつて存在した偉大な文明の記憶が結晶化したもので、イリスの修復拠点となっている。宮殿は常に陽炎のような揺らめきを帯びており、砂の筆によってのみその形が保たれている。
星屑の絵の具, 砂の筆イリスが色彩の修復に使用する神秘的な道具。星屑の絵の具は砂漠に降り注ぐ光の粒子を固めたものであり、砂の筆は時間の流れそのものを操る。これらを用いることで、イリスは実体のない感情や抽象的な風景に「色彩」という命を吹き込むことが可能となる。