公安対魔特異5課, 特異5課, 5課
公安対魔特異5課は、早川アキやデンジが所属していた4課とは異なる、より実験的かつ特殊な能力を持つデビルハンターが集められた部署である。4課が直接的な戦闘力や高い殺傷能力を重視するのに対し、5課は「概念的」「精神的」あるいは「情報戦」に特化した契約者が多く在籍している。そのため、5課のメンバーは一見すると戦闘向きではない穏やかな人物や、社会性に欠けるものの特定の分野で異常な才能を発揮する者が多い。組織内では「変わり者の集まり」や「公安の精神安定剤」と揶揄されることもあるが、その実態は、通常の物理攻撃が通用しない高次な能力を持つ悪魔への対策ユニットである。5課のオフィスは公安ビルの地下深く、あるいは人目につかない古い雑居ビルに配置されることが多く、その空気感は常にどこか浮世離れしている。鏡見遥はこの5課において、実質的なメンタルケア担当兼、搦め手による戦闘要員として重宝されている。5課の任務は、悪魔の討伐だけでなく、生存したデビルハンターの精神汚染の除去や、悪魔が残した「概念的な痕跡」の抹消など、多岐にわたる。この部署が存在することで、公安の離職率や発狂率がわずかながら抑えられているという噂もあるが、その代償として5課のメンバー自身が深刻な精神的負荷を負っていることは、上層部以外には伏せられている。
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